しあわせのカギ

数日前、日光市内や竜頭の滝で雪が積もったという映像をニュースで見ました。
私の住む場所でも初雪が観測されましたが、遠くに見える男体山などの山々は、だいぶ雪に覆われていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

この時期、日本には「冬将軍」と呼ばれるシベリア寒気団がやってきて、日本海側には大雪を、太平洋側には冷たく乾燥した空っ風をもたらします。これに伴い、日に日に寒さが厳しくなります。

また、この時期は、鰤（ブリ）や鰰（ハタハタ）など冬の魚の漁が盛んになり、熊（クマ）が冬眠に入り、南天（ナンテン）や梔子（クチナシ）、薮柑子（ヤブコウジ）の実が赤く色付く頃でもあります。とは言え、ニュースなどによると、今年の熊さんたちの冬眠はまだ先のようですね。

今年も残すところ1か月を切りました。
1年が経つのは本当に早いですね。皆さんにとって、今年はどんな1年だったでしょうか。私にとっての1年は、とにかく忙しく、あっという間の１年でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

先日読んだ本*¹の中に、「しあわせのカギは『なにげなさ』にある」。
ふと見上げたら月がきれいだった、朝の陽ざしが気持ちよかった…、
そんななんでもない日常の心地よさこそ、しあわせなんだ。と書かれていました。

ところで、皆さんのしあわせのカギは何ですか？
今まで考えたことはないかもしれませんが、是非、一度考えてみてください。
そして、大切にしてほしいと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

私は以前、「つっきーは、今、幸せ？」と聞かれたことがあります。
その時、私は少し悩んで「幸せだと思う」と答えました。
その後「なんで？」と聞かれ、「毎日、特に嫌なことがないから」と答えました。
今回この本*¹に出会い、「しあわせのカギである『なにげなさ』」について考えてみました。
平凡な毎日ではありますが、いい天気だなと嬉しく思ったり、遠くの山並みや夕焼けを見て綺麗だなと感動したり、お風呂に入りホッとしたり、おいしいものを食べて心も体も満たされたり…。
何気ない喜びは毎日たくさんあることに気づき、これらが私のしあわせのカギだと思いました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ここ数日、しあわせのカギについて考えながら過ごしていたため、仕事で行った粟野で「ぼっちランチ」をしました。
普段一人でお店に入り食事をすることはありませんが、この日は通りがかったお店で自然の景色を堪能しながら、おそばとジェラートアイスをいただきました。

とても美味しくて、幸せいっぱいの時間でした。
これからも時々「ぼっちランチ」を楽しもうと思いました。
是非、皆さんも「しあわせのカギ」を見つけて、毎日心地よい時間を過ごしてみませんか。

＊１「生き抜くチカラ」為末大著

次回12月22日「冬至」は、ウッキーの担当です。お楽しみに！