自然に帰ろう!

9月7日から9月21日頃までの時期を24節気での「白露(はくろ)」といいます。
昼間の残暑はまだ厳しい時期ですが、夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が宿りはじめる頃。日中の暑さも和らぎはじめる頃で、夏から秋への交代期の目印としたそうです。


私が住む日光では、昼間はまだまだ残暑が厳しいですが、朝夕は一気に涼しくなりタオルケットや毛布が必須になってきました。

さて、そんな秋への入り口ではありますが、長期予報では今年はまだまだ残暑が厳しいようです。

少し前にはなりますが、毎年恒例となっている新潟のとある海辺にキャンプに行ってきました。

ここはキャンプ場というより、ただの砂浜…。

近くの道端に公衆トイレと水道があるだけ。

電源もなければ、自動販売機もなければ、かまどもありません。

あるのは雄大な自然のみ。

青く澄んだ大きく広い海、白い砂浜、生き物たちが生き生きしている磯、海面に映る沈みゆく夕陽の筋、明かりのない海上に輝く星たち、波の音と共に色を変えていく朝の空。

決まり事はなく、予定スケジュールもなく、その日の天気と気分とで何をしようか。

暑ければ海に潜り、
お腹が空いたら釣りをして、
命をいただき、
冒険したくなったら海へ繰り出し、
喉が渇いたらビールを飲んで、
時間と共に変わりゆく大自然が生み出す景色に感動し、
暗くなったら流木を拾い焚き火をし
砂浜という大地に寝そべり、
眠くなったら眠り、
明るくなったら起きて、
自然の流れに則って生活する。

そんな「自然に帰る」ような3日間を毎度過ごしています。

身体、感情、知性、精神、社会的、職業、環境、

まさにウェルネスな要素を兼ね備えたウェルネスキャンプになっているなと改めて思いました。

本協議会でも、ウェルネスキャンプの定義を
「自然環境のもとで、心とカラダを整え、元気になるキャンプ」としています。

私は、年に数回はこんな自然に帰るようなキャンプをしていきたいなと思っています。

皆さんも、たまには、自然の中で生きていることを実感するような自然に近い、「自然に帰る」ようなキャンプもしてみてはいかがでしょうか?!

T W T A理事
One Play-it(ワンプレイト)代表 室町 直

次回、9月23日「秋分の日」の担当は、ナタリんです。お楽しみに!

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