
寒露(かんろ)とは、「二十四節気」の一つで、晩秋から初冬にかけて草木に冷たい露が降りる頃を指します。10月8日ごろから10月22日ごろまでの期間で、朝晩の冷え込みが増し、空気が澄んで月や星がより美しく見える、本格的な秋の深まりを感じられる季節です。

今年は猛暑日が多く、夏が長かったので、まだ秋の深まりを感じられずにおりますが、日が短かくなり、夜が長くなるため、読書や天体観測など、『秋の夜長』と呼ばれ、夜を楽しむのに適した時期となります。
正直なところ、寒露という言葉には馴染みが無く、今回のエッセイを執筆する上で知ったくらいでしたが、食いしん坊な私は甘露煮(かんろに)の方に脳のイメージが向いてしまいました。甘露煮は主に鮎などの魚を骨がとろけるくらいに煮込んでいて大好物の一つです!
本題の「〇〇の秋」ですが、私的には断然“食欲”の秋の到来で、旬の食材が味わえる季節でもあります!
秋の味覚の代表格といえばやはり秋刀魚(サンマ)でしょう!ここ近年は漁獲量が少なく、高価な魚となっておりましたが、今年は豊漁のようで比較的安価に手に入れられるので、この時期は週3くらいで食べています。

他にも、山野で紅葉狩りに出かけたり、栗拾いや山葡萄狩りに出かけたりします。
紅葉と言えば私の住む日光市の奥日光が有名ですね…。


毎年紅葉の見頃を迎えるとテレビのニュースやお天気コーナーでその様子が映され、その翌日から週末にかけて一気にドーンと観光客が押し寄せ、日光市内およびいろは坂は大渋滞が巻き起こります。なので、私を含め多くの日光人は敢えてお仕事以外でいろは坂を上がることはしません。最悪の場合、車の運転だけで1日が終わってしまう可能性があるからです。


昔から既にオーバーツーリズムが起こっているのですが、近年のインバウンド需要で更に拍車がかかっています。紅葉時期にいろは坂を上がるなら、早起きをして早朝から上がることをお勧めします。そして、午前中には下りる。
次回、10月23日「霜降」はまっつあんの担当です。お楽しみに!