
二十四節気の「小雪」は、文字通り”わずかな雪”が降り始める頃。
暦の上では冬の入り口にあたり、空気は澄み、風の冷たさが肌に触れると、季節の流れがゆっくり変わりつつあることを感じ取れます。
冬への静かな助走期間、そのさりげなさが小雪の魅力かもしれません。
冷たさが深まるにつれ、自然の変化を目で感じられることは多いです。
木々は葉を落とし、動物たちも冬に備えた準備が始まっていきます。
この季節に過剰なものをそぎ落とし、静けさを受け入れる。

その静けさの中で私たちはどう行動したら良いだろう。
たとえば、急ぎ足の日々の中で少し立ち止まって、周囲の音に耳を澄ますとか・・・。
そのゆとりがある時間こそ、私たちには冬の一歩を踏み込むための心の栄養が蓄えられるのではないでしょうか。
温かい飲み物をゆっくり味わう時間もいいですね。
手に伝わるぬくもりが、冷えた心身をほぐしてくれます。

緩やかに季節の変化を楽しみながら、疲れた身体を癒やす一時を楽しみながら過ごしていきましょう。
今年の小雪は、11月22日。
いい夫婦の日として、この日に入籍する人達も多いですね。
11月22日は、いい夫婦の日以外にも大工さんの日、ボタンの日、回転寿司記念日など、たくさんの記念日があるのには驚きました。
勝手にワンワンニャンニャンの日と言っていたら、ちゃんと「ペットたちに感謝する日(THANKS PETS DAY)」と名称がありました。
11月は最初に「11/◯◯ →いい◯◯」と付けられるので、毎日がハッピーな気分になれます。

自分で好きなように語呂合わせをしながら、時には一人でクスッと笑ってみてください。
そして、ちょっと人気の少ない場所で、5分くらい、ゆっくり目を閉じながら周囲の音に耳を澄ませてみましょう。
ほら、冬の足音が聞こえてきた・・・かも。

時々は自然と会話しながら、季節の変化を楽しむ。
自分のペースで、ね。
次回、12月7日「大雪」はつっきーの担当です。お楽しみに!
