今年の冬は何をする?

今月の頭には私の住む日光でもどさっと雪が降り、いよいよ冬の到来を感じさせてくれました。

今日、12月22日は「冬至」。
「冬至」は冬の至りを意味し、本格的な冬の到来と寒さの始まりを意味します。

そんな冬至の日と言えば、湯船に柚子の実を浮かべる風習があります。
これは柚子を「湯治」「融通がきく」などの語呂合わせとの説があるそうです。
柚子湯に浸かると邪気払いにもなるとされ、冷えて風邪等をひきやすい冬にはぴったりの風習ですね。


先日、我が家も知り合いからものすごいたくさんの柚子をいただいてきました。
スタッフやご近所さんに分けたりしてもまだまだあり、現在妻が柚子ピールやドライ柚子を作ろうと日々柚子と奮闘してくれています。笑

「冬至」を少し真面目に天文学的に考えてみると以下のようになります。

我々の住む北半球では一年で一番太陽の南中高度が低く、一年で一番昼が短く、夜が長い日です。

これは、地球の地軸が23.4度傾いているがために太陽を中心とする公転面に対してズレが生じます。
そこに日本という国のちょうど良い緯度が重なり、春夏秋冬という四季を生み出し、さらに四季を6つに細かく分けて二十四節気という1年の中での季節の分類を生み出しているわけです。

「国立天文台ホームページより引用」

つまり、太陽の力が一番弱まっている「陰」パワーが極大の日が「冬至」となります。
そう聞くとなんだかマイナスなイメージですが、言い換えるとこの冬至を境に次の日からは少しずつ日が伸びていき衰えていた「陽」の太陽パワーが復活してくるので、「再生の日」とか「一陽来復(いちようらいふく)」として運気が好転し始める日ともされています。

天文というところで、ちょうど先日12/14ごろに極大を迎えた「双子座流星群」がありました。
私も先日星のガイドの仕事もあり、皆さんと一緒に寒空の下、空を眺めてみました。

冬の星座の代表格であるオリオン座や全天一明るいシリウスなどを含む冬の大三角形や土星、木星などをみることができました。
もちろん、肝心の双子座付近を放射点にした流星群もバッチリ見ることができました。集中して見ていた5分程度に、見つけられた人は5,6個もの流れ星を見ることができました。

冬だからこそ空気が澄んで星空観察にはもってこいの時期ですね。

いよいよ冬本番到来です!


我々が住む地球が偶然地軸が傾いていることに、我々が住む日本がちょうど良い緯度にあることに、感謝して?!

四季があるからこそできること、寒い冬だからこそできることを楽しんでみるのもいいかもしれません。



冬キャンプ? 星空観察? 雪山登山? かまくら作り? 雪見風呂?


さて、私ウッキーも今年の冬は何をしようかな?

T W T A理事
One Play-it(ワンプレイト)代表 室町 直

次回1月5日「小寒」はまっつあんの担当です。

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