今日、4月20日は「穀雨」です。
「こくう」と読み、穀物の成長を促す暖かな春の恵みの雨が降る時期のことで、新芽や若葉がぐんぐんと育つ時期となりました。二十四節気では春の最後の暦となり、そろそろ春が終盤となり、夏に近づくころとされています。

先日、4月17日に私の住む日光では「弥生祭」が行われました。(神社祭典は4/13~17)春らしいヤシオツツジの花で彩られた花屋台が各町内から二荒山神社まで繰り出しお祭りに彩りを添えます。
この弥生祭は日光に春の訪れを告げるお祭りとされ「春告祭」とも言われたりしています。
弥生祭が来るまでは雪が降る可能性があるのでスタッドレスタイヤを脱いではいけない。といった習慣も日光人にとってはよく耳にするくらいです。



また、先日ある活動で使うため竹をいただきに山にも行きました。
青々とした瑞々しい立派な竹をいただきましたが、日光では筍にはまだまだ時期は早く、気配すらまだ感じることができませんでした。


また別の日、今度は奥日光の中禅寺湖にゲストをツアーアテンドに行きました。
男体山も山頂付近にはまだ白い雪があり、山肌にもまだ明るい緑はありません。白根山などはまだまだ真っ白の冬山です。


私が住む日光(旧日光地域)は駅周辺が標高500mくらい。中禅寺湖で標高約1300m、最高地点の白根山は2500mを越えます。最低地点と最高地点の標高差がなんと2000mもあります。
故に、気温差もいろは坂の上と下だけでも5度近い気温差があり季節・気候も大きくずれるのです。
しかし、これだけの環境の幅がバリエーション豊かな植生と自然を作ってくれています。たいてい4月頭が花見のシーズンですが、奥日光では5月に桜を見ることができ、場所と時期をずらして何度も花見ができたりもします。
こうした季節の移ろいを行きつ戻りつ長く感じられるのも日光の楽しみ方のひとつかもしれません。
地域地域の環境によって生まれ育まれてきた自然や文化に触れ、様々な感情を揺さぶることこそ「ウェルネス」でもあるのかなと思います。



さて、来月5/25にはそんな「ウェルネス」な体験間違いなしのトレッキングヨガを行います。その頃には奥日光にも遅い春が訪れ、中禅寺湖周辺の山々がエネルギーに満ちた青々とした緑に包まれていることと思います。
湖畔のトレッキングで新緑をめいっぱい感じ、白い砂浜での大自然に包まれてのヨガで身体と心によき気を取り込みましょう。
お申し込みお待ちしております。
トレッキングヨガ:https://twtagi.com/2025/04/01/trekkingyoga25/
One Play-it(ワンプレイト) 代表 室町 直(ウッキー)
H P:https://oneplayit.com/
Instagram:https://www.instagram.com/oneplayit_outdoor
次回エッセイは5月5日立夏、まっつあんの担当です。