
夏至は一年で最も昼が長く、夜が短いという日であることは皆さんご存じかと思います。
冬至はその逆で、ゆず湯に入ったり、かぼちゃを食べたりといった風習が一般的ですが、夏至の日に一般的に認知されている風習って何かありますか?
ネットで調べてみると関東では田植えと同時に小麦を作る農家が多いことから、夏至に新小麦と餅米を混ぜて作った「焼き餅」を食べたり、お供えにする風習があるそうです。
また、関西では夏至が田植えの時期と重なることから「タコの足のようにしっかり根付くように」という願いを込めて夏至の日にタコを食べる風習があるなど、地方によって様々な風習はあるようですが、私自身はどちらも当てはまらず、特にコレといった風習はありませんでした。


なので、特に夏至の日に限ってすることではないですが、この時期は日が長いということで休みの日には日帰りでは難しい(行程が長い)登山に行ったり、源流部の沢を登りながら渓流釣りに明け暮れるなど、自分の趣味に没頭できる時間が長くとれるので、この時期にしかできないことをして楽しんでいます。



また、日常でも仕事終わり(17時)でもまだ明るいので、近くの川で日没まで2時間近く釣りを楽しむこともしています。




日中が長いと起きている時間が長くなるので寝不足になりがちですが、私の場合は好きなことをやることでストレスが発散され、身体を動かすことで適度な疲労もあり、良質な睡眠をとることができるので、目覚めも良く仕事への活力がアップします。要するに仕事と遊びのバランスが上手くとれているということになります。
私たちの考えるウェルネスキャンプには、ウェルビーイングの定義が含まれております。ウェルビーイングとは、身体的、精神的、社会的に良好な状態である、つまり、満たされた状態を指す概念です。
WHOの憲章では「健康とは、病気ではないだけでなく心身ともに、そして社会的にすべてが満たされた状態であること」と定義されています。


すなわち、自然の中で心を開放しストレスを発散させることで心が健康な状態になり、五感を活用しカラダを動かすことで身体も健康になり、リア充により仕事が捗り、良い仕事ができることで社会的にも良好な状態になる、という好循環をもたらします。
「早起きは三文の徳」ということわざがありますが、日が長いこの時期は夜が明けるのも早いので、早起きをすることで自分の好きなことに打ち込める時間を長くとることも可能になります。
私のようにアウトドアの趣味をお持ちの方で、時間が足りない…時間がもっと欲しい…と感じている方は「早起き」をして早朝から活動を開始することをお勧めします。

次回7月7日「小暑」は、つっきーのエッセイです。お楽しみに!