無人島で大人の冒険キャンプ

2月18日、今日は二十四節気の「雨水」。寒さも徐々に和らぎ、降る雪もやわらかい春の雨に変わる頃。山に積もった雪もゆっくりと溶け出し大地を潤し、農耕を始める時期の目安とされています。

そんな雨水を前に、一足早い春のキャンプを求めて沖縄の離島に行ってきました!

2025年2月7日沖縄県某所

通常なら冬でも半袖で歩いているはずの沖縄

今年はまさかの大寒波が沖縄にも押し寄せていた。

地元の方が口を揃えて言った

『こんなに寒い沖縄は珍しいよ』と・・

茨城空港から飛行機で沖縄へ、沖縄に降り立ち思わずつぶやいてしまった。

【寒〜い】

プロ野球の冬のキャンプ地を沖縄に選ぶのは暖かい地で開幕前に故障しないようにするのが理由であろう。

私は冬の極寒でのキャンプも大好きではあるが、今回初めて冬でも暖かい沖縄を選んだのに期待を裏切る寒さである。

小さい漁船に乗り込み目指す無人島。

寒いだけでなく強風で小さい漁船を容赦なく激しい波が襲う。

【そもそも無人島に辿り着けるのか?】

そんな言葉が頭をよぎったがなんとか島へ到着することができました。(船長に感謝)

強い風と冷たい空気の沖縄でしたが、さすが船長は漁師さん、風裏の影響の少ない地へ案内していただいた。

降り立った島は寒いけれど、それを忘れさせてくれる青い海と綺麗な砂浜。

興奮を抑えることができない最高のロケーションでした。

今回は2泊3日の冒険キャンプなので、急いでテント設営をして薪を拾い集める。

島を散策して歩くと、どの国から流れ着いたのか分からない沢山の漂流物が打ち上げられている。

これをテントに飾るオブジェとして利用しない手はない。

そんな島の宝と限りなく透明に近いブルーの海を見ながら呑むお酒は今まで飲んだ事がない最高に美味いお酒だった。

お酒はもちろん沖縄のオリオンビールに始まり、沖縄の代名詞とも言える泡盛。

現地の方に美味しい泡盛の飲み方は?と尋ねると口を揃えてソーダ割りが美味しいと教えていただき真似してみた。

これが最高に美味しい!

今まで焼酎はロックが一番と勝手に決め込んでいたが、泡盛ソーダ割りがそれを超えて最高に美味しい!!

バックパックひとつで島へ上陸しているのでたいした調理は出来ないが、事前に調べておいた沖縄料理を作って食し更にお酒は進む。

正直料理が苦手でめんどくさいと考えるレトルト料理研究家の私だが雰囲気がそうさせるのか、これまた今までにないくらい美味しく感じる沖縄料理となった。

誰もいない誰にも邪魔されない場所、その土地の食べ物に飲み物。

普段のストレスや嫌なことなど、この時は全く考えることもなく過ごせた2泊3日。

心が穏やかに、そしてこんなにぐっすり寝れたのいつ以来だろうか?それくらい熟睡できた。

綺麗な海の波の音、鳥の声や風の音。

これが「ウェルネスキャンプ」の極みの様な気がした。

これからも色々な場所で色々なシチュエーションやチャレンジを楽しみながら自分の心や体に優しいアウトドアを楽しんでいきたいと心から思えた沖縄無人島キャンプでした。

著者:まさくんchannel

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次回エッセイは3月5日の「啓蟄」、野外活動探険隊キャプテン・トムソーヤのナタリンの登場です!

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